2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

信じることと書くこと

なんで、保坂和志の『小説の自由』を紹介するのに、いきなり、イエス・キリストの話をし始めたかというのは、正確なところは、現段階の僕には分からないのですが、この本を読んでいて、まず、思い出したのは、その懐疑に懐疑を重ねて、その上で、なお「磔に…

懐疑の果ての確信

小説の自由作者: 保坂和志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/06/29メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 208回この商品を含むブログ (151件) を見る こういうことを書くと、「この人、あたまがおかしくなっちゃったんじゃないか」と訝しげなまなざしで見…

矢作俊彦「英国のテロとこの国」

今日の朝日新聞の夕刊の文化欄に矢作俊彦の文章が載っています。 新幹線に乗っていたら、鞄を置き去りにして、ドアから出ていった人物がいる。しばらく、様子を見ていたけれども、その人物は戻ってこない。矢作は、それが気になって、警備員や車掌に中を確認…

リンゴが怒る

リンゴ・スター、<ライヴ8>に誘われず怒る? リンゴ・スターが、<ライヴ8>に誘われなかったことに怒っているらしい。彼は「もう遅い。ガッカリした」と話しているという。ポール・マッカートニーは同イベントのオープニングとクロージングをビートルズ…

働くことの効用

冬の犬 (新潮クレスト・ブックス)作者: アリステア・マクラウド,中野恵津子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/01/30メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 56回この商品を含むブログ (68件) を見る 何でも、生きるために必要なのは三つあ…

お前がテロリストだ

憲法を無視してでも、首都を守る−。東京都の石原慎太郎知事(72)=写真=は8日の定例会見で、ロンドン同時テロを受け、テロと徹底対決する強い決意を表明した。国際テロ組織「アル・カイーダ」系組織は2年前に東京を標的として名指しで攻撃予告したこと…

ロンドンのテロ

ロンドンでテロが起こったようです。 英国政府の施策については、コメントができるほど情報を集めていないし、英国には、素晴らしい社会があるとも、とても思えない。どちらかと言えば、結構、息苦しい場所なんじゃないかと思うところもあります。 さらに言…