2004-10-25から1日間の記事一覧

郵政民営化

と、長々と書いてしまったので、もう止めにしようと思っていたところで、今日の日経に「郵政改革“本丸”はマクロ経済・「政治学」では解決しない」との論説を発見。基本的に、日経が経済のことばかりを考えるのは良いとして、やはり、この記事というか、日経…

「裁判」における正義

あと、イエルサレムの「裁判」における「正義」のあり方にも、きちんと注目しておかなければならないとも思う。東京裁判もそうだけれども、こうした性格をもつ「裁判」において、それこそ、歴史修正主義者の馬鹿どもが、その正当性をあげつらって何かを言っ…

行政機構の「陳腐さ」

その考えるきっかけの中で、個人的に特に関心があるのは、ひとつは行政機構の危険性、つまり、「陳腐な悪」が表象不能な悪にまで昇華される(といって良いのかどうかは分からないけれど)までの過程であり、本来ならば、『全体主義の起源』にあたるべきなの…

『イエルサレムのアイヒマン』

言うまでもなく、ハンナ・アーレント。アーレントの著作でいえば、『全体主義の起源』をいつかまとめて読んでしまいたいと思っているのだけれど、何しろ大部なものだから、今はその余裕がない。 それはともかくとして、この本も薄いけれど、それなりにへヴィ…