法の下の平等

憲法に「障害者への差別禁止」…自民起草委試案
 自民党憲法起草委員会(委員長・森前首相)は26日、4月に公表する憲法改正試案で、自衛軍の国際平和協力活動への参加や、障害者への差別禁止を明記する方針を固めた。

 よく分かりません。条文にはないものの、14条の趣旨から言って、障害者の差別の禁止は自明の理とされているはず。
 もしかして、障害者に対するアファーマティブアクションだとかについても、14条で保障されるといった感じにするのでしょうか。そうだとすれば、それはそれで画期的です。相当に思い切って社会を変えるという覚悟と捉えればよいのでしょうか。
 でも、まあ、後段列挙事由に「障害者」が入ると、障害者の差別的な取扱について、厳格な合理性の基準が用いられることになるから、その点では、かなり大きな意味があるのは確かなんだけれども。