すごい

 昨日、友人のミクシを見ていたら、べた褒めな日記があって、どんなもんかなと見てみたところ、すごい。この文体はすごい。内容が全くないのに読める。読めちゃう。すごい。この文体の強度はなんなんだ!たぶん、浪人っていうのは、そういうものなのかもしれないけれども、それでも、リビドーが行き先を失って、夢ばっかりみちゃっているっていうのも、すごい。ファックマンじゃなくて、ファンクマンの文体は、すでに、舞城王太郎なんて、かるく超えてしまっていて、僕たちが時代遅れであることを感じさせていただきました。
 あんまりトラックバックとか好きじゃないので、勝手に貼らせてもらいますが、URLは以下のとおりになります。

 http://d.hatena.ne.jp/funkman/

 どうです。すごいでしょう。僕はガキは嫌いだけれど、こういうソニック・ユースっていうか、ユースっていうか、自分の場所をどんどん破壊していく感じの若さって、大好きです。やっぱ、若いって、こういう感じなんだよね。下らなさと、行き場の無さの同居した感じっていうのか、その不安定な感じっていうのか、こういう感じだから、馬鹿みたいにロックとか聴いちゃってたんだなっていう、そういうことを思い出しました。

 いや、しかし、世代間で異なるっていうか、そういうのもあるにはあって(いや、この人と僕の違いなのかもしれないけれど)、このくらいの年齢の人たちにとって、ハロプロっていうか、あややっていうか、そういうのって、そんなにでかいもんなんですね。そこらへんは、感覚としては分からないところもありますが、そういった類の悪趣味さも含めて、若いって、いいですね。
 もし、僕が「あやや」とか口走ったら、社会的地位を失っちゃう以前に、自分が嫌いになりそうなんで、まあ、そのあたりについては、「あはは」って笑っておくことにしますが、しかし、ラジオから流れてくる、その声を聞くために、そこまで頑張っちゃって、しかも、それが達せられないっていうか、午前四時になにやってんだよっていう、そういったところも含めて、素晴らしい。すごい。あたらしいよ、これ。

 でも、勉強頑張ってね。