たしかに

小学生が男に殴られ軽傷 あいさつに「うるさい」

 15日午前7時50分ごろ、福島市丸子漆方の市道で、登校中の同市立鎌田小2年の男児(8つ)が、すれ違いざまに若い男に殴られたと、同小から福島北署に届けがあった。
 男児は頭部打撲や口の中を切る軽傷。同署が傷害事件として男の行方を追っている。同小は事件を受け、児童を集団下校させた。
 同署によると、男児は1人で登校中で男に「おはようございます」とあいさつしたところ、男が「うるさい」と言っていきなり頭を素手で殴り、立ち去った。面識はないという。登校後男児が教諭に訴え、学校が通報した。
 男は10代後半から20代前半ぐらいで、紺かグレーの上着姿で帽子をかぶっていた。

 共同通信の記事。

 こんな記事を見つけてしまいました。
 確かに、小学生を殴ってしまうのは、犯罪だけれども、朝から生意気そうな小学生に「おはようございます」などと声をかけられたら、僕もそれなりにむかつくと思います。というか、殺意くらいは軽く覚えるかもしれない。小学生が爽やかに「おはようございます」と言ってしまう感じというのが若干気に障るところがあります。
 あと、この記事とは別の記事によれば、この小学生は殴られて、小学校に行った後、この事件を教師に伝えて、ニュースになったらしい。そういったところでも、この小学生の計算高さのようなものを感じたけれども、それは深読みしすぎでしょうか。
 かつてあったとされる共同体などは、集団的なイメージのレヴェルにおいても、もはや崩壊してしまっているのだから、「見知らぬ人には寄るな、語りかけるな」という教育を徹底したほうが良いのではないでしょうか。とすれば、当然、この小学生はその安易さゆえに叱られるということになると思いますが。